2006年11月26日

《悪夢の日》

H17.11.27(日) 
        
PM15:00頃 ムッシュの異変に気付く。
夜、呼んでも動こうとしない・・と言うより動けない!?
この時すぐ病院に連れて行けばよかったのですが、日曜日でしかももう21時。            
明日朝一番で連れて行くことに。
             
28(月) 

AM8;45 主人と共にA病院で、一番に診てもらう。
診察、そして簡単な検査の結果、ヘルニアの疑い有りとの事。
2箇所怪しいところがみらると。
両足は全く反応無く抓っても知らん振り。
腰の上部辺りまで麻痺がきていた。
「もし進行性のものであれば生命に関わるかもしれない。
ここでは設備が整ってないので、早急に専門医に診てもらう
必要がある。」とY先生。

命に関わるって・・!?
ヘルニアって命に関わる病気だった!?


検査方法として、脊髄造影レントゲン検査・CT・MRがあるそうで、
この近辺でCT検査ができるところはないということでした。
そして今の時点ではステロイドを使用しても痛みが無いので
意味がないと言われました。
「時間と経済的に余裕があるなら、鳥取大学動物病院を紹介します。」
と言って、連絡を取ってくださいました。
直ぐ鳥取大に電話しましたが、悪いことに朝ごはんを食べていて
今日は検査できない。

どうしよう・・・。
まさかムッシュがこんなことになるなんて。


とにかくムッシュを連れて帰り、主人が何軒かCTが出来る病院に
問い合わせた結果、取り敢えず造影検査が出来る近くのО病院で
診てもらい即入院。
夕方主人と病院に行き、内科治療(ステロイド投与)か外科治療
(造影検査してそのまま手術)どちらを選ぶか決断を迫られた。
内科治療で回復は望めないが、これ以上の進行を止める事はできる。
外科治療で元に戻す確立をあげるか・・しかし手術のリスクもある。
どの方法も悪い事ばかりが頭をよぎります。

選べない・・・。

最悪な事ばかりが先考してしまい、どうしても決断を躊躇してしまう。
飼い主である私達が最善の方法を選ばなければいけない。
失敗は許されない。
この時点で全く知識の無い私達に一番良い方法を選択するなんて
無理なこと。勉強不足でした。
この犬種に一番多いというヘルニアをもっと知っておくべきだった。

どうしよう・・
このまま一生下半身麻痺で自由を奪われてしまったら・・
私達のせいだ。


申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
帰る前、ケージに入ったムッシュはキョトンとした顔で
私達の顔をジーっと見ていました。
人一倍、いえ犬一倍怖がりで寂しがり屋で甘えん坊なムッシュ。
自分の足が突然動かなくなったあげく知らないところに取り残され、
色んな検査をされどんなにか不安だったでしょう。
動きたくても動けない姿に、涙が溢れてとまりませんでした。

ごめんね、今日は一緒には帰れないの・・ごめん・・ごめん。

「大丈夫です!一晩中誰かがここでモニターを見ていますから。」
と言っていただき、家に帰りました。
この日はステロイドで一晩様子をみて、明日決断することになりました。

        20051203_1624_000.jpg

29日(火) 

全く反応が無かった足先にちょっとだけ反応がみられる。
ステロイドが効いているのでこれ以上悪化することは無い。
このままステロイドで様子をみましょう!と先生。
この時点で私達夫婦、いえ家族全員手術しよう!と決めていました。
明日先生に言おう!

30(水)

昨日より反応が良いらしい。この時点でレベル4と言われる。
先生に手術の事を話し、早急にして貰う事に。
が、明日は担当の先生がお休みだという。明後日手術が決まった。
急がなくていいのかしら!?

1日(木) 

手術を決めた今、一分でも早く手術して欲しい!
手遅れになったらどうしよう!  

12月2日(金) 

全身麻酔をして造影検査をし、そのまま手術することに。
終わったら電話連絡してくれることになっていた。
仕事中先生から「造影検査をしましたが、疑わしい箇所が
特定できなかったので手術はできませんでした。
詳しいことは今晩いらした時に説明します。」という。
            
えっどういうこと!?
やっとの思いで決断して、あれだけ危ないと言われた
全身麻酔をさせて判らないからできませんでした!?
            

A病院では、普通のレントゲンで2箇所疑わしいとわかったのに、
わざわざ造影検査して特定できないなんて・・
とにかく夜、二人で先生の説明を聞きました。
「造影剤を流したところ、疑わしいところが無かった。
この子は体質的に脊髄が細いので特定しにくい。
うちでは手術はできません。うちで出来るのは、
今後ステロイドで様子をみることしかできません。
あとは、CT検査が出来るところで診て手術してもらうかですね。」
ということでした。
            
なにそれ!!
これだけ時間かかって手術できない!?
背中半分毛を剃られ、何も手立てできないなんて・・あんまりだ!

                     
3日(土) 

仕方なく、絶対安静と内科治療ということで退院。
自力でウンチ・シッコが出来ないため、肛門に刺激を与え出す方法、
膀胱圧迫で尿を空っぽにしてやる方法を指導していただき、
不安を抱えながら帰ることに。
この時、少し尻尾に力が入っていた。
最初に比べると少しではありますが反応している。

このままずっと今の状態を維持できるのだろうか!?
本当にこのままでいいのだろうか!?


家族で話し合いました。
失敗だった・・。私たちは大きな判断ミスをしていた。
最初に診ていただいた先生の言うとおり鳥取大学に行っていれば・・
と言っても、やはり色々考えてしまう。
手術となると時間も経済的にも大きな負担となります。
でもそんなことは言っていられない。

やれることは全てやらなくては!            
家族全員、同じ思いでいてくれた事が本当に救われました。

鳥取大学で手術してもらおう!!
なんでもっと早く決断できなかったんだろう。


5日(月) 

鳥取大学動物病院に電話し、これまでの経過を全て説明。
7日に再度連絡を待つことに。          

6日(火) 

鳥取大学には私が連れて行くことになるであろうということで、
取り敢えず下見に行こう!と主人の提案。
私の車には、ナビという強い見方が付いていたのですが、
どんなところなのか主人も自分の目で見ておきたかったのでしょう。
この日は休診で当直の学生さんがおられ、私達の説明を
一生懸命聞いてメモってました。
そして、その旨を出張中の教授に伝えておきますと言ってくれました。

7日(水) 

電話連絡が来ました。
直ぐ診ます!と言ってくれましたが、なんせ3時間はかかるお隣の県です。
しかも診療時間は午前中のみ。明日一番で診てもらうことになりました。
さあ大変!この時期、雪がチラホラ・・鳥取に行く道のりは山越えが待っている。
当然山道は凍っているのでチェーン無しでは山越えは危険らしい。
しかし我が家にはスタッドレスとかチェーンはありません。
そこで、近所のお友達の車が我が家と同じ車種だったので
スタッドレスを借り、既に21時すぎている
にも関わらずガソリンスタンドのお兄ちゃんに無理言って
付けてもらい準備万端。
この時は本当、感謝感謝でした。
 

ニックネーム ムッシュのママ at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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